転んだ場所は夢の国
ちなみにこの副社長。俺のいとこ。


歳は同じ。



この会社で唯一普通に喋れる男だ。



「とりあえず警察には連絡しろ。」


そう言いながらも、俺がやっておくと言わんばかりに自分の秘書に頼んでいた。

「手掛かりはねぇのか?」



手掛かり……。




、!

「そういえば。うちの会社セキュリティの関係でGPS付きの社用携帯持たせてなかったか?」
< 35 / 51 >

この作品をシェア

pagetop