甘えたいと甘やかしたい
「千絵、とにかく体育祭だ、柚葉も心配だけど、出ないとダメよ」
かのちゃんに促され会場に行く
心は晴れなくてすっと下を向く
下を向いたのは悲しい気持ちがまだ残ってるのと………
なぎちゃんが告白されている姿が目の端に映ったから
私たちが付き合ってるって言いふらしていないから知っている人は少ない
だから、あの状況に何も言えないのが苦しかったりする
時々思うのは、私にくっついているなぎちゃんにみんなは何も思わないのかなってこと
なぎちゃんのこと考えてたら悲しくなってきた…
『続きまして、部活対抗リレーです!あっつまれぇ!』
アナウンスの元気な声にふっと笑みを零す
「むとーちゃん!」
「柴くん!」
「俺、借り物競走なんだぁ、ゆ……むとーちゃんは?」
私のことを言い直した柴くん
どうやらなぎちゃんに何かを言われたらしい
教えてくれなかったけど
かのちゃんに促され会場に行く
心は晴れなくてすっと下を向く
下を向いたのは悲しい気持ちがまだ残ってるのと………
なぎちゃんが告白されている姿が目の端に映ったから
私たちが付き合ってるって言いふらしていないから知っている人は少ない
だから、あの状況に何も言えないのが苦しかったりする
時々思うのは、私にくっついているなぎちゃんにみんなは何も思わないのかなってこと
なぎちゃんのこと考えてたら悲しくなってきた…
『続きまして、部活対抗リレーです!あっつまれぇ!』
アナウンスの元気な声にふっと笑みを零す
「むとーちゃん!」
「柴くん!」
「俺、借り物競走なんだぁ、ゆ……むとーちゃんは?」
私のことを言い直した柴くん
どうやらなぎちゃんに何かを言われたらしい
教えてくれなかったけど