甘えたいと甘やかしたい

渚の溺愛

「はぁぁ~~……」
目の前でぐっすり眠る柚葉を見ながら深呼吸をする

「んぅぅ……」
ゆずの髪を梳いて愛おしさをかみしめていたらゆずが唸った

起こしたか…?

「へへっ…なぎちゃん…」

……!?

ゆずの可愛い寝言に胸を打たれた

夢でも俺が出てきてるのか?

「ゆず…」

ゆずの頬にちゅっとキスをする

父さんたちのせいで、毎日ゆずと寝るはめに…

嫌とかじゃなくて、眠れないだろ…慣れるまでは…

「…………!?」
しばらく天井を見上げていた、

突然のことに悲鳴を上げそうになった

「ゆず…?」
ゆずが俺に抱きついてきた…

起きているのかと思い声をかける

寝てる…?

いや…
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