甘えたいと甘やかしたい
「じゃあ、寝ててね」

ポンポンって頭をなでられて凄く安心する

「……ん…」



飲み物を飲み終わってシンクに入れたら言われたとおりなぎちゃんの部屋へ向かった

なぎちゃんは勉強するからって先に来ててこっそり入るとなぎちゃんが真剣に机に向かっていた

えらいなぁ~と思いながらなぎちゃんのベッドへ潜る

ふかふかでやっぱりなぎちゃんの匂いがしてさっきまで眠くなかったのに眠気が襲ってきた

それに逆らわないで目をつむったらすぐに眠れた


遠くで話し声が聞こえる…

なんて話しているかは聞こえないけど…

たくさんいる………?

だんだんとその話し声がはっきりと聞こえてきた

じわじわと声が大きくなってきて足音も聞こえる…




~*~*
「寝過ぎた………」
次に起きたとき、夕日が部屋をオレンジ色に染めていた

「かのちゃんたち帰っちゃったかな…?」
したでなんとなく話し声が聞こえたので降りてみることにする
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