甘えたいと甘やかしたい
~*~*
「答え決まった…?」
次の日、柴くんと向き合っていた
「うん」
「あの…答えなんですけど…」
「うん」
柴くんがゴクリと生唾を飲み込んだのが分かった
「…っ…ごめんなさい!」
「やっぱり、私は柴くんの気持ちには応えられない」
深く頭を下げて自分の気持ちを伝える
「………そっか…だよな、分かってた。でも、これからもメールで気持ち伝えてくわ、俺が転校する前に柚葉ちゃんの気持ち変わるかもしれないしね」
にかって笑ってくれてほっとする
「ありがとう、」
「うん、じゃあ、俺、帰るな」
と言って私に背を向けて帰って行った
柴くんを傷つけたかもしれないって思ったら悲しくなってしまった
でも、やっぱりなぎちゃんが好き…
昨日、LINEでかのちゃんはOKがもらえたと教えてくれた
真剣なかのちゃんに心を打たれたんだって
千絵は、千絵なりに気持ちを伝えたら西野くんらしくない怪力で抱きしめられたと言っていた
でもその文章から幸せが伝わってきてほんわかした
1人、ブランコに座って考え込む
私も…なぎちゃんに…
「答え決まった…?」
次の日、柴くんと向き合っていた
「うん」
「あの…答えなんですけど…」
「うん」
柴くんがゴクリと生唾を飲み込んだのが分かった
「…っ…ごめんなさい!」
「やっぱり、私は柴くんの気持ちには応えられない」
深く頭を下げて自分の気持ちを伝える
「………そっか…だよな、分かってた。でも、これからもメールで気持ち伝えてくわ、俺が転校する前に柚葉ちゃんの気持ち変わるかもしれないしね」
にかって笑ってくれてほっとする
「ありがとう、」
「うん、じゃあ、俺、帰るな」
と言って私に背を向けて帰って行った
柴くんを傷つけたかもしれないって思ったら悲しくなってしまった
でも、やっぱりなぎちゃんが好き…
昨日、LINEでかのちゃんはOKがもらえたと教えてくれた
真剣なかのちゃんに心を打たれたんだって
千絵は、千絵なりに気持ちを伝えたら西野くんらしくない怪力で抱きしめられたと言っていた
でもその文章から幸せが伝わってきてほんわかした
1人、ブランコに座って考え込む
私も…なぎちゃんに…