甘えたいと甘やかしたい
こっそりと駆け寄り、後ろから抱きしめる

絶対離さないように

「ゆず」
って苦手な耳元で話しかけたらくすぐったそうに身をよじった

はぁ、可愛すぎる………


あえて、ゆずの返事を知るないふりをして訊ねるとムキになったように反抗された



ついうっかりゆずのことが好きだって零してしまい、白状することにした

もちろん、断られるよな、ゆずの好きは幼なじみとしてだもんな…

って1人で落ち込んでたら

ゆずも好き………?

俺を……?

なんども確認してしまいくすっと笑われた

そして、好きって再度言われたらゆずにキスしてた

「ゆずのくせに可愛いとか思ってんなよ、ゆずの方が可愛いから」
クスって笑ったゆずに一言

「っと、だいじょぶ?」
くらっときたのか足の力が抜けて倒れ込んできた

思わず支える

< 93 / 152 >

この作品のキーワード

この作品をシェア

pagetop