吸血鬼くんと、キスより甘い溺愛契約〜無気力なイケメン同級生に、とろけるほど愛されています〜
新しい学園生活スタート。
契約してから半日経って、超スピード展開で、音季くんと同じ寮かつ一緒の部屋で過ごすことになった。
わたしも音季くんも、それぞれ女子寮、男子寮に入る予定だったので、急いで特別寮に変更してもらう手続きを音季くんがやってくれた。
そして、無事に入寮の手続きが終わって寮の部屋へ。
「わ……っ、部屋もすごく広いんだぁ……」
ちょっと探索してみようと思って、ひとりで部屋の中をグルグル。
音季くんは、部屋の奥のほうへ。
個人の部屋は、ないみたいだけど。
寮の部屋だっていうのに、キッチンがすごく広い。
寮の中には食堂もあるから、そこで食べてもいいし自分で作ってもいいみたい。
奥にあるお風呂も、寮とは思えないほど綺麗で広い。
さ、さすが紅花学園……。
学生寮なのに、設備がすごすぎるよ。