吸血鬼くんと、キスより甘い溺愛契約〜無気力なイケメン同級生に、とろけるほど愛されています〜
せめて何かできることないかなぁ……と考えた結果。
「よしっ、何か作ろう」
せっかくなので、晩ごはんを作ることにした。
音季くんって、好き嫌いとかあるのかな。
というか、そもそも吸血鬼って人間と同じもの食べるのかな?
とりあえず作ってみようと、冷蔵庫を開けてみたらびっくり。
「う、うわ……食材とかもぜんぶ揃ってる」
必要そうな食材や飲み物が豊富に用意されていた。
さ、さすがお金持ち学園……。
何もかも想像を超えてるよ。
家から持ってきたピンクのチェック柄のエプロンをして、料理にとりかかることに。
簡単に作れるのと、定番のカレーライスにして、あとはサラダでいいかな。