大好きな推しと同居できる世界線があったとは...
鳴川はルンルン気分で家に帰った後に思い出した...。



鳴川『ここには何も無い!!』



家具や電化製品等といった生活用品は一通り揃っていたが、調味料等の料理道具その他もろもろが全くと言っていいほどないのだ。
しょうがないので近くのスーパーに行くことにした。



スーパーに入った。初めてのスーパーは少しワクワクする。



店員『いらっしゃいませー。』



明るい声が聞こえてきて何だか感じの良い店だなって思えた。



軽く会釈をするとカゴを持って商品を見始めた。



鳴川〖どうしよ...。醤油とか大きいの買いたいけど流石に重いな〜。米も買わなきゃいけないし。


てか米持って帰るだけでかなりきついな...。


2回に分けて買い物に行くか。〗




そう考えた鳴川はとりあえず米を買い、一旦帰るのことにした。



〜30分後〜


鳴川『重かった〜...。』


そう声をもらす鳴川はあることに気付いた。


〖あれ?玄関の鍵あいてる。吉良宮さん帰ってきたのかな?〗



吉良宮『おかえり。出かけてたんだね。』



鳴川『あ、はい!オムライス作る材料が

全然なくて買いに行ってたんです!』




吉良宮『確かに全然無かったよね。ごめん。



米...よく運んでこれたね。ご苦労さま。』




鳴川『うっ...!!』


〖あ〜!!尊いィィ゛

ご苦労さま...私に?幸せだ〜...。〗



吉良宮『大丈夫か?』



鳴川『今、幸せを噛み締めてました。



あの...もう1回スーパー行くのでもう少し待っててください!』



吉良宮『なら俺も行くよ。』




鳴川『は、え!?いいの?』



吉良宮『うん、俺の食べるものでもあるしね。


これからは料理費も用意しておかなきゃね。


米代は後で払うからレシート頂戴。』




鳴川『はい!』



鳴川は思った...。
〖これ新婚さんみたい...。



へ...てかこれ前妄想したな...。


私がつーくんの好物のオムライスを作るためにスーパーに行こうとしたら、僕も行くよ!(ニコっ^^)って言ってくれて2人でスーパーに行くんだよね。


まぁ、色々違うところもあるけど大体一緒だ。


幸せだ。私。はっぴー侍だ。〗




吉良宮『何ボケってしてるの。もう行くよ。』




鳴川『はい!!』


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