僕は、心の中の君と永遠に…
そう言うと、母は本当に嬉しそうな笑顔で、
「母さん嬉しいわ。春斗が最近楽しそうで……」
そう言った。確かに、最近色々あったからな。大半、山本さんとの思い出だけど、もちろん蓮ともだけど。思い出しただけで笑みがこぼれる。すると母が、
「ちょっと前まで凄く無理して笑顔作ってたし、あたしのせいで…」
母は言いかけてやめた。でも続きはだいたいわかった。おそらく、あたしのせいで病気になった、だろうけど病気になったのは母のせいじゃない。もちろん父のせいでもない、仕方ないことだと思っている。もう受け入れてるし、残りの少ない人生を後悔なく過ごそうと思っている。彼女のこともそうだ、まだ教えてないこと、聞きたいことも沢山ある。病気のことがバレちゃったのは本当にたまたまだったけど。いつかきちんと全部、話そうと思う。
「母さん嬉しいわ。春斗が最近楽しそうで……」
そう言った。確かに、最近色々あったからな。大半、山本さんとの思い出だけど、もちろん蓮ともだけど。思い出しただけで笑みがこぼれる。すると母が、
「ちょっと前まで凄く無理して笑顔作ってたし、あたしのせいで…」
母は言いかけてやめた。でも続きはだいたいわかった。おそらく、あたしのせいで病気になった、だろうけど病気になったのは母のせいじゃない。もちろん父のせいでもない、仕方ないことだと思っている。もう受け入れてるし、残りの少ない人生を後悔なく過ごそうと思っている。彼女のこともそうだ、まだ教えてないこと、聞きたいことも沢山ある。病気のことがバレちゃったのは本当にたまたまだったけど。いつかきちんと全部、話そうと思う。