僕は、心の中の君と永遠に…

「それに君はさ…」
話の続きを話すのかと思ったが、そこで声が止まった。
「大丈夫?」
電波が悪いのかと思ったけど、違ったみたいだ。
「な、なんでもない!話変わるけど学校の課題やった?」
少し気になったが、彼女のことだし大したことではないだろうと思いスルーした。
「少しだけやったよ」
「だったらさ、明日勉強会しない?」
「それ僕に意味ある?それにバカ同士でやっても進まないでしょ」
彼女の成績は分からないけど、彼女と日常を過ごしてきて、だいたいの頭の良さは予想できた。
「バカって酷いな!確かにそうだけど!それならさぁ君の友だちで頭いい人いるでしょ?あの人も誘ってみてよ!」
「蓮のこと?僕はいいけどそっちはいいの?女の子一人で」
蓮は確かに勉強はできる、日常生活だけ見たら馬鹿だけど。
< 129 / 254 >

この作品をシェア

pagetop