僕は、心の中の君と永遠に…
次の日もいつも通り学校に向かうことにする。
母親はいつも通り悲しい顔をしている。いつものように母に「いってきます」を言って学校へ向かう。
向かう途中も一応あのノートを探したけど落ちてなかった。
学校に着いてから、自分の教室へ行き、席に着いて家から持ってきた教科書を机の中にしまおうとしたら何かが奥に入っていた、取り出してみたら悪寒がした。なぜかあのノートが僕の机の中に入っている。
でも、それからは何事も無かったように、普通にぼんやりと窓の外を眺めながら授業を受けた。
机の中に入れた犯人は帰ってから探すことにした。
五時間目まで普通の授業だったが、六時間目は委員会決めがあった。僕は本を読むことは好きだが、図書委員をする気はさらさらない。
理由は、やることが多くて面倒くさいし、そんなことで人生最後の1年を使いたくない。なので、保健委員にでもなろうと思う。
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