僕は、心の中の君と永遠に…
それから僕は、久しぶりの再会を祝しての乾杯のために自分の分の酒を注ぎ、手に持ってから芽依の分の酒を注いで彼女の墓の前に置いた。
芽依の場合、まだ飲めないけど。
「乾杯。本当なら蓮も来るはずだったんだけど、忙しいから、後でくるって言ってたよ。朱里もそう言ってた。そういえばこの前、僕の家族と蓮の家族と朱里で、芽依と前、旅行に行ったところと同じところに行ってきたよ。本当は四人で行きたかったけどね」
芽依と行った旅行の思い出がフラッシュバックしたけど、僕は話を続けた。
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