僕は、心の中の君と永遠に…

僕らがハンバーグを食べ終えたところで蓮が
「そろそろ行くか」
そう言ったので「そうだな」とだけ言って会計を済ませる。外へ出るとまだ昼間ということもあり熱気がすごい。
「これからどこへ行くんだ？」
僕は普通に気になったので尋ねてみた。
「そーだなー…ボーリングは？」
僕はボソッと
「またか…」
そう呟いてしまった、言ってから後悔した。
「またかってやっぱり行ってたんじゃねーか！」
頭をフル回転させて言い訳を考えた。
「誰かと一緒なんて言ってないだろ？」
「確かにそうだな」
馬鹿で助かった。可哀想だがそう思ってしまった。
電車に乗って山本さんときたところと同じところにきた。