音のないこの世界で
「何をって決まってんだろ?麗音に自分がそのことを知ってるってことだよ」
「それは分かってる。てか、お前らはどうやって知ったんだ?」
僕が答える前に茜が先に答えた。
「私は風の噂だったから確信がなかったけど湊も知ってるって言うなら本当なんだろうなって思った。」
「俺は……。麗音のおばあちゃんから聞いた。」
別にそれは隠す必要もなかったし、違う学校なのに風の噂なんて言ったら余計にややこしくなるから本当のことを話した。
「……そうか」
僕のせいで空気が重くなってしまったので話題を変えることにした。
「そういえば麗音と同じクラスなんだっけ?」
「あ、うん。」
「クラスの出し物何やるんだ?」
単純に気になった。
「私たちのクラスは……。逆になんだと思う?」
質問返し…か。
「メイドとか?」
智が元気を取り戻し茜の質問に答えた。
「つまんなあ!1発で当てるとか」
「さすがラブラブカップルだな」
本当に羨ましいくらいラブラブなカップルだ。
「………」
二人は何も言ってこなかった。チラッと二人を見ると
何故かにやにやしていた。
「羨ましいか!?羨ましいだろ?」
瞬時に理解した。二人は僕と麗音を付き合わせようとしていることに。
「別に羨ましくねーよ」
「それは分かってる。てか、お前らはどうやって知ったんだ?」
僕が答える前に茜が先に答えた。
「私は風の噂だったから確信がなかったけど湊も知ってるって言うなら本当なんだろうなって思った。」
「俺は……。麗音のおばあちゃんから聞いた。」
別にそれは隠す必要もなかったし、違う学校なのに風の噂なんて言ったら余計にややこしくなるから本当のことを話した。
「……そうか」
僕のせいで空気が重くなってしまったので話題を変えることにした。
「そういえば麗音と同じクラスなんだっけ?」
「あ、うん。」
「クラスの出し物何やるんだ?」
単純に気になった。
「私たちのクラスは……。逆になんだと思う?」
質問返し…か。
「メイドとか?」
智が元気を取り戻し茜の質問に答えた。
「つまんなあ!1発で当てるとか」
「さすがラブラブカップルだな」
本当に羨ましいくらいラブラブなカップルだ。
「………」
二人は何も言ってこなかった。チラッと二人を見ると
何故かにやにやしていた。
「羨ましいか!?羨ましいだろ?」
瞬時に理解した。二人は僕と麗音を付き合わせようとしていることに。
「別に羨ましくねーよ」