冷徹弁護士の独占欲にママとベビーは抗えない【極上悪魔なスパダリシリーズ】
すでに手がけているリノベーションはさすがに取り上げられなかったので、それだけをこなす毎日になった。
「新見。お前、園田部長となんかあったの?最近会議に入ってないじゃん」
丹下さんが、会議から戻ってきて私に尋ねる。
「まあ、ちょっと……」
丹下さんのあとに尾崎さんが戻ってきたのを見て、曖昧に濁す。
園田部長に直談判するとは彼女に話していないし、それで会議に出られなくなったと知れば、おそらく責任を感じるだろう。
だから、尾崎さんには聞かれたくなかったのだ。
「あのおっさん、やりたい放題だからなぁ。どうしたらいいのか……」
ため息をつく丹下さんが積極的に園田部長に意見しなくても味方なのだとわかり、少しホッとした。
「新見さん、園田部長とやり合ったんですか?」
丹下さんの声が耳に届いたらしい尾崎さんが、顔を真っ青にする。
「新見。お前、園田部長となんかあったの?最近会議に入ってないじゃん」
丹下さんが、会議から戻ってきて私に尋ねる。
「まあ、ちょっと……」
丹下さんのあとに尾崎さんが戻ってきたのを見て、曖昧に濁す。
園田部長に直談判するとは彼女に話していないし、それで会議に出られなくなったと知れば、おそらく責任を感じるだろう。
だから、尾崎さんには聞かれたくなかったのだ。
「あのおっさん、やりたい放題だからなぁ。どうしたらいいのか……」
ため息をつく丹下さんが積極的に園田部長に意見しなくても味方なのだとわかり、少しホッとした。
「新見さん、園田部長とやり合ったんですか?」
丹下さんの声が耳に届いたらしい尾崎さんが、顔を真っ青にする。