冷徹弁護士の独占欲にママとベビーは抗えない【極上悪魔なスパダリシリーズ】
七緒の口から吐き出された『好き』が胸にずどんと突き刺さる。
恍惚の表情を浮かべる彼女は、俺をまっすぐに見つめてなぜか瞳を潤ませる。
まずい。激しすぎたか?
「つらいのか?」
「ううん。彬さんに出会えてよかった。助けてもらえなければ、今頃、ボロボロになってたかもしれないんだもの」
「七緒……」
俺が無償で動いていると知った九条にはさんざん笑われた。
普段はどんな些細な相談でも、きっちり相談料を請求するからだ。
けれど、後輩をセクハラから守るために、みずからがパワハラの標的になろうとも必死に闘おうとした彼女だから助けたくなった。
いや、一緒に闘いたくなったのだ。
「一生俺が守るから」
「……うん」
彼女は俺の首のうしろに腕を回して密着してくる。
煽るなって。もう限界なんだから。
「んっ、あぁ……あーっ」
恍惚の表情を浮かべる彼女は、俺をまっすぐに見つめてなぜか瞳を潤ませる。
まずい。激しすぎたか?
「つらいのか?」
「ううん。彬さんに出会えてよかった。助けてもらえなければ、今頃、ボロボロになってたかもしれないんだもの」
「七緒……」
俺が無償で動いていると知った九条にはさんざん笑われた。
普段はどんな些細な相談でも、きっちり相談料を請求するからだ。
けれど、後輩をセクハラから守るために、みずからがパワハラの標的になろうとも必死に闘おうとした彼女だから助けたくなった。
いや、一緒に闘いたくなったのだ。
「一生俺が守るから」
「……うん」
彼女は俺の首のうしろに腕を回して密着してくる。
煽るなって。もう限界なんだから。
「んっ、あぁ……あーっ」