冷徹弁護士の独占欲にママとベビーは抗えない【極上悪魔なスパダリシリーズ】
それから遠縁の親戚の養子となり、高校卒業までその家で過ごしたのだ。
肩身が狭かった俺は、その後はひとり立ちして、大学は奨学金で卒業。
幸い成績がよかったので、返済は全額免除となり助かった。
ふたりで婚姻届に署名するときは、柄にもなく感動してしまった。
複雑な生い立ちのため家族というもののイメージが湧きにくいが、七緒の幸せを第一に考えようと決意した。
俺の幼少時代の環境に激しく心を痛めた七緒が、『これからは私が幸せにします』と伝えてくれたとき、どれだけうれしかったか。
セクハラやパワハラを乗り越えてきた彼女に、俺のほうがかけるべき言葉だったのに。
俺は彼女に出会えたことに感謝した。
ふたりで役所に婚姻届を提出したその夜。俺たちは激しく抱き合った。
最初は恥ずかしそうにしているくせして、七緒はほんの少し触れるだけで艶やかな色気を放ち始める。
肩身が狭かった俺は、その後はひとり立ちして、大学は奨学金で卒業。
幸い成績がよかったので、返済は全額免除となり助かった。
ふたりで婚姻届に署名するときは、柄にもなく感動してしまった。
複雑な生い立ちのため家族というもののイメージが湧きにくいが、七緒の幸せを第一に考えようと決意した。
俺の幼少時代の環境に激しく心を痛めた七緒が、『これからは私が幸せにします』と伝えてくれたとき、どれだけうれしかったか。
セクハラやパワハラを乗り越えてきた彼女に、俺のほうがかけるべき言葉だったのに。
俺は彼女に出会えたことに感謝した。
ふたりで役所に婚姻届を提出したその夜。俺たちは激しく抱き合った。
最初は恥ずかしそうにしているくせして、七緒はほんの少し触れるだけで艶やかな色気を放ち始める。