桜色オレンジ



「椎名さん、安東さんそろそろ交代して休憩入っていいよ」

「「はーい」」


桜庭くんに言われて別の人が来てくれたので、わたしとクミちゃんは休憩入ることにした。


「安東サン、ちょっといいかな…!」

「えっ、あ、はい…!」


橘くんもクミちゃんも今から顔が赤くなってる。
なんだか微笑ましくなった。


「椎名はこの後どうするの」

「どうしようかな、桜庭くんは休憩?」

「うん、そのつもり。休憩終わったら今度は生徒会の見回り行かなきゃ行けないんだよね?」

「あ、そうそう13時からわたしと桜庭くんは見回りだね」


今の時間は奏橙くん達が見回りをしている。
見回りを強化して、喧嘩が起きないようにと先生から強く言われているから。

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