明暗フェイス
ショーウィンドウに映る私は、制服を着ている。




私は不登校を卒業していた。




もうすぐ春がやってくる。



「よ〜千明」




私の顔を見つけると純ちゃんが手を振った。




私は久しぶりにしらすの漫才を見にきていた。




純ちゃんと、キモキング




そして笑顔がふんわりと可愛い小柄の女の人が1人。



「千明ちゃんこんにちは」



穏やかな笑顔を向けられ、私は笑顔で返す。




「こんにちは☆」
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