明暗フェイス
「君・・採用☆」




思いがけないおっさんのテンションの上がり切った声に私は、イケメンからおっさんに視線を移す。




「俺も好きなんだよ〜
北京原人。」




おっさんがイケメンの手を硬く握る。




「いいですよね〜」




北京原人で最高潮に盛り上がるおっさんとイケメン。



・・・ふっ




私の面接に対する情熱がゼロになった。
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