【完】華道家の若旦那は、ウブな彼女を離したくない。
「え、これ……」
レジ袋を受け取るとその中にはコンビニで買ったであろうペットボトルのお茶とプリン、お菓子がたくさん入っていた。
「本当にありがとうございました、ではお気をつけて!」
そう言うと霧島さんは戻っていってしまい、何もお礼が言えなかったけどその日は帰った。
家に帰宅し、レジ袋から頂いたプリンを食べる。そのあと、千賀さんからのミニカードを開く。
【本日はありがとうございました。こづまさんのおかげで無事パフォーマンスが出来ました。もし良ければ、お食事でもいかがでしょうか?】
そして、下には彼の電話番号が書かれていた。