溺愛ウエディング~最後の夜に授かった赤ちゃんは社長の子、もう二度離さない~
そのまま、『ヘブンズホテル・有明』のスイートルームで再会の喜びを味わう。
再び重なった肌と肌。
あの頃、感じた切ないキモチが嘘のように穏やかなキモチで満ちていた。
「狭いな…」
「…奏多を産んでから・・・誰にも抱かれていないから…」
「・・・京弥さんだって…奏弥だって居ただろ?」
「京弥さんはシンパパだし、奏弥さんには遥さんが居る」
「そっか…お前に誰かと幸せになって欲しくて二十五本の赤い薔薇をプレゼントしたのにな…」
「えっ?」
「君を幸せに出来るのは俺しか居ない。そう言うコトかな・・・」
彼は私の唇に甘いキスを落とし、右の耳朶を甘噛みした。
「愛してるよ。七海」
再び重なった肌と肌。
あの頃、感じた切ないキモチが嘘のように穏やかなキモチで満ちていた。
「狭いな…」
「…奏多を産んでから・・・誰にも抱かれていないから…」
「・・・京弥さんだって…奏弥だって居ただろ?」
「京弥さんはシンパパだし、奏弥さんには遥さんが居る」
「そっか…お前に誰かと幸せになって欲しくて二十五本の赤い薔薇をプレゼントしたのにな…」
「えっ?」
「君を幸せに出来るのは俺しか居ない。そう言うコトかな・・・」
彼は私の唇に甘いキスを落とし、右の耳朶を甘噛みした。
「愛してるよ。七海」