溺愛ウエディング~最後の夜に授かった赤ちゃんは社長の子、もう二度離さない~
全身の至る場所を愛撫され、快感だけがカラダを支配する。

そして、彼の律動でカラダが揺すられ、容赦なく彼は私のカラダの最奥を突き上げた。

絶え間ない嬌声で喉奥が渇き、どうしようもない。


「七海…姑息な手だと思うけど…俺の子を妊娠してくれ。そうすれば…父さんも諦めるかもしれない」

「加那斗…さん!?」

彼はそう言って、更に激しい律動を繰り返した。

「待って…あ・・・」

彼は私の制止を訊かなかった。
冷静な彼がその冷静さを失い、短絡的な方法を取るなんて・・・

彼もまた私と裕美さんの間で追い詰められていたのかもしれない。

「七海、愛してるのは君だけだ…」

切実とも言える彼の囁きが私の心を揺さぶる。

「ダメ…加那斗さん」

カラダを襲う際限のない快楽に押され、私達は最後の手段に出た。

彼の飛沫を内側に感じ、私は半場意識を失っていた。

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