溺愛ウエディング~最後の夜に授かった赤ちゃんは社長の子、もう二度離さない~
運動は苦手なタイプだった。だから、中学高校は大好きなアニメや漫画の話をしたり、イラストを描きたくて、漫画アニメ研究部に所属。
ひたすら二次元の世界にハマっていた。

そう言えば、加那斗さんはサッカー部で、全国大会にも出場した経験があると言っていた。

やっぱり、奏多は見た目も中身の加那斗さん似だ。

「ママ?」
「何?」

「サッカーか…ママは出来ないけど…出来る人に頼もうか…奏多」

「うん…」

奏多は嬉しそうに頷いた。

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