榊一族
「豊、秀の親の住所調べてくれね?俺言いたいことあるから。」
龍之介は俺に言った。
「…さっき見つけた。」
俺は龍之介がさっき見ていたファイルを見せた。
さっきの芸能事務所の記事の後ろに違和感を感じて後ろを見たら住所の紙もファイルしてあった。
「よし、これから行こう!」
龍之介は歩きだした。
「あ、あの…」
明子さんが俺たちに声をかける。
「これ…」
明子さんは一つの封筒を龍之介に渡した。
龍之介が中を開ける。
「俺宛て?!なんで…」
龍之介は読み初め、暫くして手紙を俺に渡し、下を向いた。
『龍之介さんへ
これを見つけてくれてありがとう。
君には直接会って渡した方がよかったけど、言えなくてごめんなさい。
これを受け取ってほしいんだ。君がずっと書いてほしいって言っていた絵なんだけど、覚えてるかな?僕の想像で書いてみたけど、違ってたらごめん。
君とは沢山の思い出があるね。僕にはどれも新鮮なものだった。
君の会社に連れていってもらったし美味しいご飯のお店にも案内してくれたね。
ありがとう、本当に。一生忘れないよ。誤解を解けなくてごめんね。
僕はこれからも君のことを親友だと思ってるよ。
秀』
龍之介は俺に言った。
「…さっき見つけた。」
俺は龍之介がさっき見ていたファイルを見せた。
さっきの芸能事務所の記事の後ろに違和感を感じて後ろを見たら住所の紙もファイルしてあった。
「よし、これから行こう!」
龍之介は歩きだした。
「あ、あの…」
明子さんが俺たちに声をかける。
「これ…」
明子さんは一つの封筒を龍之介に渡した。
龍之介が中を開ける。
「俺宛て?!なんで…」
龍之介は読み初め、暫くして手紙を俺に渡し、下を向いた。
『龍之介さんへ
これを見つけてくれてありがとう。
君には直接会って渡した方がよかったけど、言えなくてごめんなさい。
これを受け取ってほしいんだ。君がずっと書いてほしいって言っていた絵なんだけど、覚えてるかな?僕の想像で書いてみたけど、違ってたらごめん。
君とは沢山の思い出があるね。僕にはどれも新鮮なものだった。
君の会社に連れていってもらったし美味しいご飯のお店にも案内してくれたね。
ありがとう、本当に。一生忘れないよ。誤解を解けなくてごめんね。
僕はこれからも君のことを親友だと思ってるよ。
秀』