GET BACK TOGETHER
「……何でもない」

「じゃあ」

光輝が別れの言葉を告げた。

「うん……じゃあ……」

光輝は踵を返すと行ってしまった。

残された私は沢山盛り付けられたお皿を眺める。


さっきの舌打ちは、私ともっと居たかったって捉えて良いのかな……?


今日の光輝はいつか私を選んでくれる日が来る気がした。


それに少しの時間でもサンタさんが私にプレゼントをくれたから。


私はこれだけで充分……。
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