GET BACK TOGETHER
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「ん……」

「絵麻ちゃん!」


目を開けると何故か心配そうな大知さんがいた。


「絵麻ちゃん、突然倒れて救急車を呼んだよ」

「え」


それを聞いた私は、


「ごめんなさいっ!」

申し訳なくなって勢いよく起き上がる。

が、

「あ……」

「絵麻ちゃん!」

頭がクラリとして倒れそうになった私を大知さんが支えてくれた。

「貧血で倒れたんだ。無理しないで」

最近貧血気味だった。

分かっていたのに大知さんにまた迷惑を掛けてしまった。

今は病院のベッドの上のようだ。
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