闇夜ヨルの恐怖記録2
先生からの返事を待つこともなく、教卓へ向かう。
「俺が代わるから、保健室に行ってこいよ」
そう声をかけるとノリコは一瞬マサシを睨みつけてから、逃げるように教室を出ていってしまった。
教卓の前に立ったマサシは背筋を伸ばしてクラスメートたちを見つめた。
少し高い教卓の上からみんなを見ると、まるで自分が偉い人間にでもなったような気分だった。
「では、クラス会をはじめます」
マサシはよどみなくそう言ったのだった。
「俺が代わるから、保健室に行ってこいよ」
そう声をかけるとノリコは一瞬マサシを睨みつけてから、逃げるように教室を出ていってしまった。
教卓の前に立ったマサシは背筋を伸ばしてクラスメートたちを見つめた。
少し高い教卓の上からみんなを見ると、まるで自分が偉い人間にでもなったような気分だった。
「では、クラス会をはじめます」
マサシはよどみなくそう言ったのだった。