闇夜ヨルの恐怖記録2
「なんだよクニヒコ。まさか今までの情報も嘘だったとか言わないよなぁ?」


どこからか、からかう声が聞こえてくる。


すぐに振り向いたけれどそれが誰の言葉だったのかわからなかった。


「やめてくれよ。お前のせいで3年生になって赤点とかありえねーからさ!」


教室中に笑い声が渦巻初めて、クニヒコはそれから逃げるように教室を飛び出したのだった。
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