闇夜ヨルの恐怖記録2
次に自分の番が来た時にあたりに止まればいいだけだ。
そうすれば肌だって奪い返すことができる。
そう、思っていたのだけれど……。
次にサイコロを振った生徒も、まさかのあたりに止まったのだ。
「やりぃ! 俺もあたり!」
両手をあげて喜んでいる男子生徒を見て、マサシはすぐにサイコロを確認した。
こんなに調子よくあたりに止まるなんておかしい。
細工がされているはずだ。
そう思って念入りに調べてみたが、なにも見つけられない。
ネリケシを付けたあとの粘つきも感じられなかった。
「じゃあ俺はマサシから髪質を奪う!」
そう宣言された瞬間、マサシの髪の毛は強い天然パーマに変わっていた。
「うおぉ~、すっげーサラサラだ!」
マサシの髪質を奪い取った生徒はサラリとした髪の毛を手に入れて大喜びしている。
おかしい。
こんなの絶対におかしい!
ダラダラと冷や汗が背中に流れていき、止めることができない。
その次にサイコロを回した男子生徒もまたあたりに止まり、今度はマサシから綺麗な歯並びを奪い取った。
そうすれば肌だって奪い返すことができる。
そう、思っていたのだけれど……。
次にサイコロを振った生徒も、まさかのあたりに止まったのだ。
「やりぃ! 俺もあたり!」
両手をあげて喜んでいる男子生徒を見て、マサシはすぐにサイコロを確認した。
こんなに調子よくあたりに止まるなんておかしい。
細工がされているはずだ。
そう思って念入りに調べてみたが、なにも見つけられない。
ネリケシを付けたあとの粘つきも感じられなかった。
「じゃあ俺はマサシから髪質を奪う!」
そう宣言された瞬間、マサシの髪の毛は強い天然パーマに変わっていた。
「うおぉ~、すっげーサラサラだ!」
マサシの髪質を奪い取った生徒はサラリとした髪の毛を手に入れて大喜びしている。
おかしい。
こんなの絶対におかしい!
ダラダラと冷や汗が背中に流れていき、止めることができない。
その次にサイコロを回した男子生徒もまたあたりに止まり、今度はマサシから綺麗な歯並びを奪い取った。