闇夜ヨルの恐怖記録2
☆☆☆
首橋の歴史は本物だった。
ついでに、このメガネも本当に歴史を見ることができるとわかった。
「お母さん、使ってないメガネケースってない?」
帰宅してすぐ、リビングで洗濯物をたたんでいた母親に声をかけた。
「メガネケース? あるけど、どうするの?」
「割れやすいものを入れておきたいんだ」
適当に嘘をついて、プラスチックのメガネースを出したもらった。
それは透明で、ピンク色のメガネ拭きもセットになっていた。
「これは僕の宝物だ」
メガネケースにメガネを入れたクニヒコは大切そうに、机の鍵のかかる引き出しにしまったのだった。
首橋の歴史は本物だった。
ついでに、このメガネも本当に歴史を見ることができるとわかった。
「お母さん、使ってないメガネケースってない?」
帰宅してすぐ、リビングで洗濯物をたたんでいた母親に声をかけた。
「メガネケース? あるけど、どうするの?」
「割れやすいものを入れておきたいんだ」
適当に嘘をついて、プラスチックのメガネースを出したもらった。
それは透明で、ピンク色のメガネ拭きもセットになっていた。
「これは僕の宝物だ」
メガネケースにメガネを入れたクニヒコは大切そうに、机の鍵のかかる引き出しにしまったのだった。