闇夜ヨルの恐怖記録2
☆☆☆
タカシと肩を並べて歩いているのはすごく不思議な感じがした。
タカシのことはライバルだと思っているけれど、なんでもそつなくこなしてしまう
性格を嫌いだと感じている。
さっきみたいにクニヒコのことをライバルだと素直に言ってしまうところも、嫌いだった。
「クニヒコに元気がないとつまらないんだ」
「別に、そんなの関係ないだろ」
「関係あるよ。僕とクニヒコはライバルなんだからな」
「さっきからライバルライバルって言ってるけど、どこがどうライバルなわけ?」
クニヒコがタカシに憧れるのはよくわかる。
だけどその逆は全然納得できなかった。
タカシは晴れ渡った空を見上げ、少し考えていた様子だけれど意を決して口を開いた。
「ハルカちゃんのことだ」
突然ハルカの名前が出てきて、クニヒコは思わずむせてしまいそうになった。
タカシと肩を並べて歩いているのはすごく不思議な感じがした。
タカシのことはライバルだと思っているけれど、なんでもそつなくこなしてしまう
性格を嫌いだと感じている。
さっきみたいにクニヒコのことをライバルだと素直に言ってしまうところも、嫌いだった。
「クニヒコに元気がないとつまらないんだ」
「別に、そんなの関係ないだろ」
「関係あるよ。僕とクニヒコはライバルなんだからな」
「さっきからライバルライバルって言ってるけど、どこがどうライバルなわけ?」
クニヒコがタカシに憧れるのはよくわかる。
だけどその逆は全然納得できなかった。
タカシは晴れ渡った空を見上げ、少し考えていた様子だけれど意を決して口を開いた。
「ハルカちゃんのことだ」
突然ハルカの名前が出てきて、クニヒコは思わずむせてしまいそうになった。