闇夜ヨルの恐怖記録2
しばらくゲーム画面を睨みつけていたマサシだけれど、乱暴に電源を切ると部屋から出た。


玄関を出ていくところで母親がリビングから出てきて「また遊びに行くの? 宿題は終わらせたんでしょうね?」と、声をかけてきた。


思わず『うるせぇばばぁ!』という言葉が喉からでかかる。


それをどうにか飲み込んで、返事もせずに家を出たのだった。
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