相思相愛マリアージュ(前)~君さえいればそれでいい、二人に家族計画は不要です~
憧れの人
奏弥side~
『東亜医科大付属病院分室』
救命救急室。
「マジで??」
昨晩、老舗百貨店『高屋』の副社長・高屋雅樹(タカヤマサキ)が搬送され、今VIP専用病室に入院していると高木先生から訊かされた。
「へぇー・・・」
「それよりもお前…院長が遥先生と『ヘブンズホテル』でランチしていたぞ!!」
「えっ!?」
遥が高坂院長とランチ!?
「初耳だぞ・・・」
「絶対にあの院長…兄貴の敵を討つつもりだ・・・」
「・・・えーと…俺、高木先生に話したっけ?」
「…偶然訊いた…京弥さん…院長の兄の恋人を奪ったんだろ?」
「まぁ、そうだけど…」
「私が行く!!」
「いえ、高屋副社長は私が・・・」
看護師たちが揉めていた。
「きっと…イケメンの高屋副社長のバイタルで揉めてんだよ・・・」
「そうなの…じゃ俺は産婦人科に戻るよ…」
俺は産婦人科外来の診察室に戻った。
救命救急室。
「マジで??」
昨晩、老舗百貨店『高屋』の副社長・高屋雅樹(タカヤマサキ)が搬送され、今VIP専用病室に入院していると高木先生から訊かされた。
「へぇー・・・」
「それよりもお前…院長が遥先生と『ヘブンズホテル』でランチしていたぞ!!」
「えっ!?」
遥が高坂院長とランチ!?
「初耳だぞ・・・」
「絶対にあの院長…兄貴の敵を討つつもりだ・・・」
「・・・えーと…俺、高木先生に話したっけ?」
「…偶然訊いた…京弥さん…院長の兄の恋人を奪ったんだろ?」
「まぁ、そうだけど…」
「私が行く!!」
「いえ、高屋副社長は私が・・・」
看護師たちが揉めていた。
「きっと…イケメンの高屋副社長のバイタルで揉めてんだよ・・・」
「そうなの…じゃ俺は産婦人科に戻るよ…」
俺は産婦人科外来の診察室に戻った。