相思相愛マリアージュ(前)~君さえいればそれでいい、二人に家族計画は不要です~
心臓外科医を目指していた高木先生だけど、愛する人を失い、もっと沢山の人の命を救いたいと思い、救命医に鞍替えした。
色んな病院の救命救急でスキルを磨き、もっと高度な技術を身に付けるためにアメリカのシカゴの総合病院のERでも経験を積んだ。
帰国後、東亜の救命救急センター勤務となり、昨年三十二歳にしてセンター長に抜擢された。
「俺は先に行くぞ。マキ」
「あ、はい…」
先に食べ終えた高木先生は先に仮眠室を出た。
私と奏弥さんに二人だけになった。
私達二人も食べ終え、ソファから腰を上げた。
いつの間にか新年を迎え、新しい年に突入していた。
「あけおめ…遥…君と年を越せるなんて…何年振りかな?」
「そうですね…あ…今年もよろしくお願いします」
「よろしく…遥…愛してる」
奏弥さんは私の唇に新年最初のキスを落として来た。
―――キスの味はダシの味だった・・・
こうして、私達の新しい年は始まった。
色んな病院の救命救急でスキルを磨き、もっと高度な技術を身に付けるためにアメリカのシカゴの総合病院のERでも経験を積んだ。
帰国後、東亜の救命救急センター勤務となり、昨年三十二歳にしてセンター長に抜擢された。
「俺は先に行くぞ。マキ」
「あ、はい…」
先に食べ終えた高木先生は先に仮眠室を出た。
私と奏弥さんに二人だけになった。
私達二人も食べ終え、ソファから腰を上げた。
いつの間にか新年を迎え、新しい年に突入していた。
「あけおめ…遥…君と年を越せるなんて…何年振りかな?」
「そうですね…あ…今年もよろしくお願いします」
「よろしく…遥…愛してる」
奏弥さんは私の唇に新年最初のキスを落として来た。
―――キスの味はダシの味だった・・・
こうして、私達の新しい年は始まった。