相思相愛マリアージュ(前)~君さえいればそれでいい、二人に家族計画は不要です~
新年早々から酒を飲んで騒ぎ、怪我をした奏弥さんと同い年ぐらいの若い男性が搬送されて来た。
頭部を負傷し、腕にも怪我を負っていた。
私一人で処置に当たっていた。
救急カートから消毒液に浸した綿球を攝子で摘まみ上げ、傷口を消毒した。
「沁みますけど・・・我慢してくださいね」
「白衣を着てるってコトはお姉さん…女医さん?」
「あ、はい…」
「美人だね…」
まだ、酔いから醒めていない様子。
「痛い…痛いよ。お姉さん」
「ゴメンなさい…後少しの我慢ですよ」
傷口の消毒を続けていると、彼がいきなり私の腰を両手で掴んで来た。
「!!?」
「…お姉さん…俺といいコトしない??」
「俺が代わる…」
他の患者さんの処置をしていた奏弥さんが凄い剣幕で来て、攝子を取り上げた。
「遥は高木先生のトコに行って…」
「はい…」
頭部を負傷し、腕にも怪我を負っていた。
私一人で処置に当たっていた。
救急カートから消毒液に浸した綿球を攝子で摘まみ上げ、傷口を消毒した。
「沁みますけど・・・我慢してくださいね」
「白衣を着てるってコトはお姉さん…女医さん?」
「あ、はい…」
「美人だね…」
まだ、酔いから醒めていない様子。
「痛い…痛いよ。お姉さん」
「ゴメンなさい…後少しの我慢ですよ」
傷口の消毒を続けていると、彼がいきなり私の腰を両手で掴んで来た。
「!!?」
「…お姉さん…俺といいコトしない??」
「俺が代わる…」
他の患者さんの処置をしていた奏弥さんが凄い剣幕で来て、攝子を取り上げた。
「遥は高木先生のトコに行って…」
「はい…」