相思相愛マリアージュ(前)~君さえいればそれでいい、二人に家族計画は不要です~
体位を変えて、背後から突き上げられ、肌と肌をぶつかり合う艶音が響いた。

嬌声も重なり、私達は二人で共に頂を駆け上がった。

「私を抱いてて虚しいとは思わない?」

「・・・愛しいとは思うけど…虚しいと思ったコトはないよ…遥」

「…避妊しなくても、全然妊娠しないのよ・・・」

「・・・煩わしさがなくて・・・いいじゃないか・・・」

「・・・奏弥さんだって…本音は子供は欲しいんでしょ!?」


「・・・何だよ!?今日の遥は…俺は子供を作る為に結婚したんじゃない…二人で添い遂げようと思って…結婚したんだ…なのに…」

奏弥さんはカラダを起こして、ベットから出てしまった。

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