相思相愛マリアージュ(前)~君さえいればそれでいい、二人に家族計画は不要です~
白衣を脱ぎ合い、男と女になり、ベットの上で重ねる肌。

慣れ親したんだ彼の愛撫に応え、嬌声を出す。

「遥、一生離さないぞ…」

彼が私の中に入り込み、スローに律動を加えながら耳許で囁く。

「奏弥さんの一生は何だか怖いけど…覚悟しておくわ…」

「それって酷くない?」
「だって事実でしょ?何度フッてもしつこいぐらい…私にアプローチしてたクセに」
「だって…遥がマジでスキだったんだ…俺の嫁さんは遥しかいない…そう思ったんだ」

彼は自分の昂ったキモチを見せるように激しい律動を繰り出した。

私のカラダも彼の動きに愉悦を感じて背筋に何度も電流が走る。

互いに快感に狂い、久しぶりに絶頂の階段の上まで駆け上がった。
< 16 / 230 >

この作品をシェア

pagetop