相思相愛マリアージュ(前)~君さえいればそれでいい、二人に家族計画は不要です~
俺達は慌ててエレベーターに乗り込んだ。
「…実は…名前…知ってんだ」
「えっ?そうなの?」
「美亜さんは司が支店長を務める葛飾支店の窓口のテラーなんだ・・・」
「へぇー…」
「遠目なのに…ひと目見ただけで…美亜さんの顔を正確に描けるなんて…天才だな…マキ」
「どうも…」
司がドバイ支店から異動して葛飾支店の支店長に就いたコトはカズから訊いたけど。
まさか…同じ支店で働いていたなんて・・・
「暫くは佑介伯父さんには内緒だ。いいな…マキ」
「分かってるよ…あの人にバレたら、上手くいくものも上手くいかなくなる可能性あるからね」
「そうだよ…佑介伯父さんは台風の目だから・・・」
「台風の目か…いい例えだな・・・」
「…実は…名前…知ってんだ」
「えっ?そうなの?」
「美亜さんは司が支店長を務める葛飾支店の窓口のテラーなんだ・・・」
「へぇー…」
「遠目なのに…ひと目見ただけで…美亜さんの顔を正確に描けるなんて…天才だな…マキ」
「どうも…」
司がドバイ支店から異動して葛飾支店の支店長に就いたコトはカズから訊いたけど。
まさか…同じ支店で働いていたなんて・・・
「暫くは佑介伯父さんには内緒だ。いいな…マキ」
「分かってるよ…あの人にバレたら、上手くいくものも上手くいかなくなる可能性あるからね」
「そうだよ…佑介伯父さんは台風の目だから・・・」
「台風の目か…いい例えだな・・・」