相思相愛マリアージュ(前)~君さえいればそれでいい、二人に家族計画は不要です~
手洗いとうがい済ませ、スポーツブランドのジャージに着替えた奏弥さんはダイニングテーブルの椅子に腰を下ろした。
「今日はどうして早いの?」
「…兄貴が代わってくれたんだ。蜜月を楽しめって…そう言われても…和香ちゃんが居るから…純粋に楽しめないんだけどね…」
「そうね。あ・・・和香ちゃんに残りのご飯、食べさせておいて…」
「分かった」
私は奏弥さんにスプーンを渡して、腰を上げた。
「いい食べっぷりだね…」
「うん…」
キッチンに立って、私達の食事の準備を進めながら、話をした。
「今日はどうして早いの?」
「…兄貴が代わってくれたんだ。蜜月を楽しめって…そう言われても…和香ちゃんが居るから…純粋に楽しめないんだけどね…」
「そうね。あ・・・和香ちゃんに残りのご飯、食べさせておいて…」
「分かった」
私は奏弥さんにスプーンを渡して、腰を上げた。
「いい食べっぷりだね…」
「うん…」
キッチンに立って、私達の食事の準備を進めながら、話をした。