相思相愛マリアージュ(前)~君さえいればそれでいい、二人に家族計画は不要です~
私は彼の命がけのプロポーズを受けて結婚を承諾した。
「マジで落ちて死ぬかと思った…」
私達は車に戻り、彼は運転席、私は助手席に乗り込んだ。
「もっとロマンチックなプロポーズを想像しましたが…まさか…東尋坊でするなんて…酷いですよ…奏弥さん」
「いいじゃん…遥に命を懸けて、愛してるのは俺だけだって十分伝わったでしょ?」
「奏弥さんの愛に恐怖を感じました」
「恐怖か…はははっ」
奏弥さんは大声で笑った。
「でも、本当に私でいいんですか?貴方は本当に子供欲しくないんですか?」
「・・・それは最初に告白した時から…要らないと言ってんじゃん…君さえいればそれでいい。それに俺の取り上げた赤ちゃんたちが俺の子供だと思ってる…一生、二人でいい。俺と二人なら、遥はいつまでも…俺だけのモノだから…」
奏弥さんは柔らかな笑みを浮かべ、私を一途に見つめる。
彼は起き上がりこぼし。
私にどれだけフラれても、諦めなかった。
一生独身でいようと思っていた私の硬い意思を曲げた。
「マジで落ちて死ぬかと思った…」
私達は車に戻り、彼は運転席、私は助手席に乗り込んだ。
「もっとロマンチックなプロポーズを想像しましたが…まさか…東尋坊でするなんて…酷いですよ…奏弥さん」
「いいじゃん…遥に命を懸けて、愛してるのは俺だけだって十分伝わったでしょ?」
「奏弥さんの愛に恐怖を感じました」
「恐怖か…はははっ」
奏弥さんは大声で笑った。
「でも、本当に私でいいんですか?貴方は本当に子供欲しくないんですか?」
「・・・それは最初に告白した時から…要らないと言ってんじゃん…君さえいればそれでいい。それに俺の取り上げた赤ちゃんたちが俺の子供だと思ってる…一生、二人でいい。俺と二人なら、遥はいつまでも…俺だけのモノだから…」
奏弥さんは柔らかな笑みを浮かべ、私を一途に見つめる。
彼は起き上がりこぼし。
私にどれだけフラれても、諦めなかった。
一生独身でいようと思っていた私の硬い意思を曲げた。