相思相愛マリアージュ(前)~君さえいればそれでいい、二人に家族計画は不要です~
お婆ちゃんは家族から警察に捜索願いが出ていた認知症の高齢者だった。
区の認知症高齢者のSOSメールで検索し、特徴が一致したので、高木先生に報告した。
「そっか…じゃ警察に電話してくれ。槇村」
「分かりました…」
俺は看護師にお婆ちゃんを任せ、警察に電話を掛けた。
「『東亜医科大付属病院分室』救命救急センターの槇村です。認知症高齢者SOSメールの1021番の方と特徴が一致した女性を保護しています…」
電話を切ると俺に高坂院長が近づいて来た。
「槇村先生…」
「あ、高坂院長…」
「迅速対応には感謝する。後は俺が引き受けるから…君は帰っていいよ」
「あ、はい…でも・・・自分は最後まで見届けたいと思いますので、付き添います」
区の認知症高齢者のSOSメールで検索し、特徴が一致したので、高木先生に報告した。
「そっか…じゃ警察に電話してくれ。槇村」
「分かりました…」
俺は看護師にお婆ちゃんを任せ、警察に電話を掛けた。
「『東亜医科大付属病院分室』救命救急センターの槇村です。認知症高齢者SOSメールの1021番の方と特徴が一致した女性を保護しています…」
電話を切ると俺に高坂院長が近づいて来た。
「槇村先生…」
「あ、高坂院長…」
「迅速対応には感謝する。後は俺が引き受けるから…君は帰っていいよ」
「あ、はい…でも・・・自分は最後まで見届けたいと思いますので、付き添います」