敏腕CEOは執愛で契約妻の初めてを暴きたい
しばらくワインや食事を楽しんでいると、そこに色とりどりの花とフルーツが飾られた大きなデコレーションケーキが運ばれてくる。まるでウエディングケーキみたいでとても華やかだ。
『さあ、ジン、ミク、ケーキをカットして食べさせ合ってみせてくれ』
「えっ」
指名された私たちは、有無を言わせずケーキの前に立たされた。
どうやらこれは本当にウエディングケーキだったらしい。
アメリカにも新郎新婦によるケーキカットとファーストバイトも文化があるらしく、私たちはこの場でそのパフォーマンスをリクエストされた。
「なぜこんなところで披露宴の真似事を……」
仁くんは渋る。
「いいじゃない。せっかくみんなが用意してくれたんだからしよ?」
私が微笑みかけると仁くんは気が進まない様子だったが了承してくれた。
ふたりでケーキをカットし、そのひと切れをフォークに載せ仁くんが私の口に入れてくれる。
友人たちから祝福の声が上がった。
次は私が仁くんに食べさせる番だ。
『さあ、ジン、ミク、ケーキをカットして食べさせ合ってみせてくれ』
「えっ」
指名された私たちは、有無を言わせずケーキの前に立たされた。
どうやらこれは本当にウエディングケーキだったらしい。
アメリカにも新郎新婦によるケーキカットとファーストバイトも文化があるらしく、私たちはこの場でそのパフォーマンスをリクエストされた。
「なぜこんなところで披露宴の真似事を……」
仁くんは渋る。
「いいじゃない。せっかくみんなが用意してくれたんだからしよ?」
私が微笑みかけると仁くんは気が進まない様子だったが了承してくれた。
ふたりでケーキをカットし、そのひと切れをフォークに載せ仁くんが私の口に入れてくれる。
友人たちから祝福の声が上がった。
次は私が仁くんに食べさせる番だ。