敏腕CEOは執愛で契約妻の初めてを暴きたい
「んっ」

「寝かせない。興奮していると言っただろ?」

仁くんは私に無数の口づけを降らせた。

首や鎖骨の上、バスローブを開かれて胸にも彼の唇が触れる。

少し乱暴に感じるくらい激しく揉み上げてくる大きな手とは裏腹に、彼の舌は甘く転がすように先端を舐めてくる。硬く尖るとなまめかしく吸いつかれた。

「んっ、あ、あぁっ……」

仁くんの片手が私の足の間を探る。

下着の上から撫で擦られると、耳を塞ぎたくなるくらいの水音がした。

「すごいな」

仁くんは恍惚の声を漏らす。

今日までじっくりと仁くんに開発された私は、キスして少し胸を弄られただけで、私の中に彼の指が入ってくるのを想像して濡れてしまう。

仁くんの愛撫は、腰が抜けそうになるくらい気持ちがいいのだ。

仁くんのせいでいやらしい体になってしまった。

「あ……っ」

ひどく焦らされるときもあるが、今夜の仁くんはすんなり下着を脱がせてくれた。

胸と下の両方を同時に攻められて、私は身も世もなく喘いでしまう。

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