お飾りにしか⋅⋅⋅なれない
4 回想2️⃣
あの日から、半年が過ぎた。
史織は、ずっと紗雪のそばにいる。
門田家の人も最初は、
来ていたが⋅⋅⋅⋅⋅
二、三ヶ月過ぎると
誰も来なくなった。
まあ、奥様は支払いの度に来て
文句を言っているが⋅⋅⋅⋅⋅⋅
紗雪様は、手足の骨折と
身体中に切り傷や打ち身があった。
食べてないから二階から落ちて
あちこちを骨折をしたのだろうと
医師から。
栄養失調も加わった。
その上、目覚めない。
本人自身が拒否しているのか
わからないそうだ。
目覚めない間に
身体の骨折も切り傷も打ち身も
完治していった。
紗雪様が⋅⋅⋅⋅⋅
痛みを知らずに
完治したことは
良かったと思うが⋅⋅⋅⋅⋅⋅⋅⋅
意識がこのまま戻らなければ
色々な病気を併発する可能性も高く
生命に危機もある
と、医師から⋅⋅⋅⋅⋅⋅
立花家には連絡をしていない。
それは、門田家の旦那様と奥様に
きつく言われていた。
何度も連絡しようと思ったが
紗雪様が今まで
立花のご両親のために我慢されて
きた事を思うと⋅⋅⋅⋅⋅
それを⋅⋅⋅⋅⋅無視する⋅⋅⋅⋅⋅事が⋅⋅⋅⋅⋅⋅⋅
できなかった⋅⋅⋅⋅⋅⋅
まして、門田の旦那様は
とても冷たい方で
立花デパートも目覚めない紗雪様も
簡単に切り捨てる。
目覚めない紗雪様を
投げ出されるのは困る。
どうしてよいのか
史織は、わからなくなっていた。
そんな⋅⋅⋅⋅⋅時⋅⋅⋅⋅⋅⋅⋅