お飾りにしか⋅⋅⋅なれない
一週間後⋅⋅⋅⋅⋅⋅
朝倉教授から
お店を紹介して貰い
そこに関係者を集めた。
門田家は、
あの男(父・広)
あの女(広の妻・律)
あの男(息子・陽大)
メイド?愛人?の女(一花)
立花夫妻・卓さんと幸子さん
原田さん
病院の師長
紗雪さんには、大野院長が
付いてくれている。
原田さんは、
紗雪さんを心配していたが
「紗雪さんにとって
大事な事だから
少しだけ我慢して欲しい」
と、お願いした。
この場所は、20名が
ゆったり座れるような作りになっている。
俺が中に入ると
門田家の奴らが
「お前っ」と、息子が言い
「「あなたは?お前は?」」
あの二人は、言いながら立ち上がるから
「座っていろ」
と、睨みながら言うと
女は、ビクリとし
父親は、眉間に皺をよせた。
メイドだけは、誰?と
言う顔をしていたが⋅⋅⋅⋅⋅
そこへ
« コンコン »
入ってきたのは
立花さん夫妻と原田さん
師長さん。
門田家の人間は
立花さん夫妻を見て
原田さんを睨み付けていたが
原田さんを師長さんが
庇うようにして歩いた。
最後にケリーが入ってきて
みな、誰だ?と言う顔をした。
俺は、立花さん夫妻
原田さん
師長さんに座るように伝えて
ケリーの事を紹介した。
ケリー・モーガン弁護士
アメリカ、日本での
弁護士資格を持っている。
負けしらずで容赦ない人物
クライアントには絶大な信用を
もたらす事で有名だ。
ケリーが日本へ来る時間など
無いのだが、かなり無理をして
くれたようだ。
「それでは」
と、流暢な日本語でケリーが
話し始める。