お飾りにしか⋅⋅⋅なれない
11
···一人 ドキドキ
楽しい時間も終わり
『また、会おうね。』
と、皆さんと約束をしてから
私と悠希さんは、
悠希さんのアパートメントに
帰った。
交代でシャワーを浴び⋅⋅⋅⋅⋅⋅
私は、一人、ドキドキ、ハラハラと
落ち着かない
悠希さんは、
「湯船がなくて
寛げないかもしれない。
ごめんな。」
と、私の身体を心配してくれて
いるのに⋅⋅⋅⋅⋅
私ときたら⋅⋅⋅⋅⋅⋅
1人⋅⋅⋅⋅⋅勝手に⋅⋅⋅⋅⋅
妄想⋅⋅⋅⋅⋅⋅恥ずかしい⋅⋅⋅⋅⋅⋅⋅
「⋅⋅⋅⋅あっ⋅⋅⋅⋅⋅ありがとう⋅⋅⋅
⋅⋅⋅⋅⋅ござい⋅⋅⋅⋅ますっ⋅⋅⋅⋅⋅」
と、言う私に
悠希さんが、クスッと笑うから
私は、バタバタとシャワー室へと
逃げ込んだ。
もぅ⋅⋅⋅⋅⋅⋅
日本と違う
お風呂?シャワー室?
明るくて⋅⋅⋅⋅
バスタブがなくて広い?
自分のボディーソープや
シャンプー類を並べて
ワクワク、ドキドキしている
自分が可笑しくなる。
時間があまりかかると
悠希さんから心配されるかも⋅⋅⋅⋅⋅
「紗雪?大丈夫?」
あっ⋅⋅⋅⋅
「はっ⋅⋅⋅⋅はいっ⋅⋅⋅すみませんっ⋅⋅⋅⋅」
「いや、大丈夫なら良いんだ。」
「はいっ⋅⋅⋅大丈夫です。
もう、上がります。」
「急がせるつもりは、ないから
大丈夫ならゆっくりして。」
「はい。ありがとうございます。」
と、言い
シャワーをもう一度
浴びてから脱衣室に出て
着替えた。
「もう外出しない。」
と、悠希さんは言っていたから
部屋着を着る。
史織が、買ってくれた
可愛くて似合わないんじゃないかと
思うが⋅⋅⋅⋅⋅
史織が、
「大丈夫ですよ
安藤先生喜びますよ。」と。
ほんとかな?⋅⋅⋅⋅⋅
「⋅⋅はるっ⋅⋅⋅⋅悠希さん
上がりました。
ありがとうございました。」
と、言うと
「ごめんね。
日本と勝手が違うから
戸惑ったかなと⋅⋅⋅⋅⋅⋅
と、言いながら振り向く
悠希さんの言葉が止まり⋅⋅⋅⋅⋅
「悠希さん?
えっと、バスタブなくて広くて
それとボディソープとか
並べていました。
あっ、勝手にすみません。」
と、話していると
いきなり、悠希さんに
抱き締められて
「⋅⋅⋅⋅はるっ⋅⋅⋅き⋅⋅⋅⋅さん⋅⋅⋅⋅⋅?⋅⋅⋅⋅⋅」
「紗雪、狙ってる?」
「ん?」
狙ってる?の悠希さんの言葉に
わからなくて顔をあげると
悠希さんからキスをされて
段々と深くなるキスに
ついて⋅⋅⋅いけず⋅⋅⋅⋅⋅
足に力が入らなくなり
悠希さんに寄りかかってしまうと
悠希さんは、ニコリと笑い
私を抱き上げて
「きゃっ」
「クスっ、落とさないよ。」
と、言いながら進んで行き
「紗雪、ドア開けて。」
と、言われて
「はい。」
と、ドアノブを回す。
そんな私を悠希さんは、クスクス
笑いながら
そっと下ろされた場所は、
ベッド?の上で
ベッドと悠希さんを見ながら
真っ赤になる私を
悠希さんは、優しい眼差しで
見ながら
「それ、史織さんかな?」
と、指さすのは、
史織が買ってくれた部屋着で
思わず、うんうんと頷くと
「やはり。」
と、言われて
「ごめんなさい。
似合わないと思っていたのです。
着替えます。」
と、慌てる私に
「似合ってる、とっても可愛い
いつも、綺麗な紗雪をみていたから
足をだしている紗雪が新鮮。」
と、言いながら
悠希さんは、私の足にそっと触る
私の身体は、悠希さんに
触られてピクンとなる。
史織が買ってくれたのは
真っ白のモフモフで
袖は、バルーンの半袖
下のパンツも太もも上で
バルーンタイプになっていて
足も腕も沢山出ていて
こんな服を一度も着たことなくて⋅⋅⋅⋅⋅
実は下着も白のレース
上下で⋅⋅⋅⋅⋅⋅
悠希さんからキスをされながら
出ている足を何度も
触られて
頭の中がぼぉっとなっていると
「⋅⋅⋅⋅さゆきっ⋅⋅⋅下着も⋅⋅⋅⋅⋅」
と、言われて
いつの間にか部屋着を脱がされていて
びっくりしていると
「紗雪、抱きたい。」
と、言われて
真っ赤になりながら
何度も頷いた。