お飾りにしか⋅⋅⋅なれない
一花⋅⋅⋅side
中学を卒業してから
門田家のメイドとして
働いている。
門田家の奥様と
母が知り合いとかで
私は高校にもいかずに働いた。
門田家には、私より年下の
陽大様がいた。
陽大様とは、年が近かった事もあり
直ぐに色々話すようになった。
少しすると
体を重ねる関係にもなった。
陽大様は、初めて知る女の体に
溺れて行き
私達は、毎夜共に過ごした。
だが、段々と他にも女を作り
喧嘩になることもあった。
当て付けに、他に好きな人も
作ったり、また陽大様と
関係をもったり⋅⋅⋅⋅⋅と
そんな日々を過ごしてきたが
陽大様が嫁を迎える事に⋅⋅⋅⋅⋅⋅
「一花。
嫁をとる事になった。
だが、一花との関係は変わらない。」
と、言った。
そんなこと
納得できるわけなかった。
だが、ここで騒ぐと、門田家から
追い出されてしまう。
私は、陽大を酔わせて
前後不覚にして抱かれた。
もちろん、避妊をせずに。
私の計画通り⋅⋅⋅⋅⋅⋅
私は妊娠した。
私が、陽大の子を妊娠しているのに
旦那様も奥様も
私に⋅⋅⋅⋅⋅文句ばかり⋅⋅⋅⋅⋅
でも、お腹の子が男の子だとわかり
生まれてからは、手のひらを返した用に
喜んでくれた。
だが、生まれた陽一を
あの女と陽大の子とされた。
陽大につめより文句を言った。
あの女も離婚を言って来たらしいが⋅⋅⋅⋅⋅
陽大も旦那様も奥様も
立花の娘風情が⋅⋅⋅⋅⋅
と、憤り
あの女を本宅からだし
離れにおいやった。
離れと⋅⋅⋅⋅言えど
いつまで使っていたのか
わからないくらいの古さ、汚さ
だが⋅⋅⋅⋅⋅⋅
フン⋅⋅⋅⋅いいきみ
「立花に戻したら
食費だってかかるのよ。」
と、言う奥様に
「まぁ、待て」
と、旦那様
「連れて歩くのにあの女は
必要なんだ。
回りから羨望の眼差しで
見られて気分が良い。」
と、言う陽大。
その話をきいて
いつか自分は、ここから追い出される
そして、あの女が奥様となる。
陽大は、そんな男だ。
絶対、許さない。
陽大を男にしたのも
陽大を一番愛してるのも私だ。
あの女ではない。
私の人生は、陽大に奪われたんだ
絶対、陽大の嫁になる
だから、追い出してやる。
どんな手を使っても。
あの⋅⋅⋅⋅⋅⋅女⋅⋅⋅⋅⋅⋅を⋅⋅⋅⋅⋅⋅