赤く光った太陽
靴箱まで戻ると、唯衣のお友達は帰ったみたいで1人で砂遊びをしている。
ふふっ。
ほんと癒されるなぁー、
さっきまでの怖い気持ちも消えてこのまま唯衣をずっと見ていようかとも思ったけど、ご飯も作らないと行けないから早く帰ろう!
「唯衣ーーー!」
唯衣の元へ走りながら大きな声を出して読んでみると、こちらに気づいたみたいで
ぱぁ!
と効果音のつきそうな笑顔でこちらに寄ってくる。
なんの言う可愛さ、、、
私は両手を広げて抱きついてきた唯衣を大きくキャッチ。
私の体にすりすりと当たってくる姿はまるで小動物。
「おかえり!唯衣!」